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借金・夜職・自己否定を経て見つけた、“自分を癒す言葉”の探し方

借金に追われていた頃。
夜の仕事をしていた頃。
そして、「自分なんて価値がない」と、心のどこかで思い込んでいた頃。

誰かの一言が、こんなにも心を軽くするなんて、正直、信じていませんでした。
むしろ、言葉なんて信用ならない。そう思っていたくらいです。

でも、ある日ふと、
「たったひとつの言葉」で、私は涙が止まらなくなりました。
それは、自分を責め続けていた私に向けられた、
“許していいよ”という、たったひと言。

この記事では、
そんな私が「癒される言葉」と出会うまでの過程と、
どうやって“自分に響く言葉”を見つけたのか、
そして、それをどう日常で使っているのかを、
過去の経験を交えて綴っていきます。


目次

言葉なんて、空っぽだと思ってた

当時の私は、借金を抱え、夜の仕事をしていました。
毎日どこかで「選択肢がなかった」と言い訳しながら、
自分を消耗させる日々。
当然、心に余裕なんてなくて、
SNSの綺麗事や、「あなたはあなたのままでいい」なんて言葉にすら、
苛立ちを感じていた。

“そんなこと言えるのは、幸せな場所にいるからでしょ”
“こっちは生きるために、毎日必死なんだよ”

そう思っていた私にとって、言葉はただの「ノイズ」。
むしろ「私を知らないくせに」と、反発心すら覚えていました。


癒しの言葉は、外からじゃなく“内側”から見つかった

転機は突然訪れたわけじゃない。
毎日のようにSNSを眺めて、心を閉ざしながら、
それでも「どこかで何かを変えたい」と願っていた。

そんな時に出会った、とある投稿。
「夜の仕事をしていたけど、私は私を愛していいと思えた」という言葉。

…不思議と、その時はイラっとしなかった。
むしろ、静かに涙がこぼれた。

「許していいよ」
「過去の自分にも、よく頑張ったって言ってあげて」
「価値があるかなんて、他人が決めるものじゃない」

誰かがくれた“言葉”だったけれど、
それは私の中に、ずっと眠っていた感情に触れたような感覚でした。


自分を癒す言葉の“探し方”

私が辿り着いた答えは、「誰かにとっての正解」じゃなく、
「私にしか響かない言葉」を探すこと。

▸ ① 過去の自分に手紙を書く

“あのときの私”に向けて、手紙を書くようにしてみたんです。
「無理してたね」「あの時、寂しかったよね」
そう書いていくと、自然と“自分に必要だった言葉”が見えてくる。

▸ ② SNSや本で“反応する言葉”をメモする

何気なく見ていて「ふと心に残る言葉」があるなら、それはサイン。
ポジティブでもネガティブでも、
あなたの心が“反応した”なら、そこにヒントがあります。

▸ ③ 自分に向けてつぶやいてみる

「私は、よく頑張ってる」
「今日も生きてて偉い」
最初は照れくさいけど、声に出してみると意外と効く。
“誰かに認められたい”という思いが、自分の言葉で少し満たされていきます。


癒しの言葉は、未来を変える力を持っている

「どうせ私なんか」と思っていた頃の私に、今の私はこう言いたい。
「その経験が、きっと誰かの救いになるよ」って。

言葉に価値を持たせるのは、“その人の生き方”です。
あなたが歩いてきた道が、
誰かの人生をそっと支える言葉になるかもしれません。


私が今、毎日自分にかけている言葉

最後に、私がいま、日々自分にかけている“お守りのような言葉”を紹介します。

  • 「今日も生きてて偉い」
  • 「過去を背負ってる私だからこそ、伝えられることがある」
  • 「傷ついてきた分、誰かに優しくできる私でいよう」

誰かがくれた言葉も、自分で生み出した言葉も、
どちらも私を癒し、支え続けています。


おわりに

言葉なんて空っぽだと思っていたあの頃の私へ。
もし、この記事を読んでくれているあなたが、
過去の私のように心を閉ざしているなら、
今は信じられなくても大丈夫。
いつかきっと、「あの言葉があって良かった」と思える日がきます。

あなたの中にしかない、“癒しの言葉”を、どうか見つけてください。

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この記事を書いた人

まいのアバター まい 元風俗嬢ライター

名前を呼ばれることのない仕事で、生きてきた。
誰にも言えなかった夜の記憶を、少しずつ言葉にしています。
読んでくれたあなたの心が、ふっと軽くなりますように。

「何の価値もない」と思っていた過去も、今では私の物語になりました。
同じ痛みを知るあなたに、そっと届きますように。

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